【終活代行】親の代わりに実家を「家じまい」する記録

家じまい

後期高齢者となった団塊世代の両親の代わりに実家の「家じまい」をやる事になりました。

両親はまだ健在ですが、これ以上物を溜め込みゴミ屋敷化する前に先手を取る事にしました。

終わるのが何時になるかわからない長いプロジェクトとなりそうですが、その記録をこのページに書き残していきたいと思います!

最終更新:2022年10月02日 13:30

実家の現状

まずは簡単に実家の現状ですがこんな感じです。

  • 母屋の他に15㎡の物置が2棟、物置付き車庫が1つある
  • 母屋の2階や物置には使わない物がタップリ
  • 庭木も10本以上あって巨大化中
  • 将来は叔母の家も相続するのでそっちも片付けないといけない
  • 子供には迷惑をかけたくないらしい…
  • でも、家以外の財産は無いので処分費用は自分持ち😂

よくニュースで取り上げられるようなゴミ屋敷のようにはまだなっていないものの、壊れた物や使わない物はとりあえず物置とかに置いているようでガラクタだらけです。

ですが両親には貯蓄が無いため、何と家じまいにかかる費用は自分持ちです。

将来は子供が居ない叔母の家も相続する事になっているそうで、親曰くこっちも使わない物(ゴミ)が凄いんだとか。あと叔母は某新興宗教の信者で若い頃からのめり込んでいるので、こっちもお金は怪しいです。元銀行員でその時は持っていたとは思うんですけど、どうせ子供も居ないし全部使ってから旅立ちそう…

盛大に親ガチャに外れてしまったと思っているのですが、田舎の負動産を自分の資産を削ってまで処分しないといけないと思うと悲しいです😭

なぜ高齢者は物を捨てたがらないのか?

高齢者がゴミを溜め込んでしまうという事は珍しい事では無いんだそうですが、ネット上の情報を調べてみるとこんな可能性があるそうです。

  1. 高齢による気力や体力の低下
  2. もったいない精神
  3. 強い思い出がある
  4. そもそも捨て方がわからない
  5. 認知症が原因の可能性

親の話から推測すると実家のケースは主に①と②なのですが、父は戦中生まれ母は戦後生まれで物が無い時代を生きてきた世代ですので、何でも勿体無いと思うのはわからなくも無いです。

しかしその割には、新しい物を見るとすぐ欲しがるというのは、戦後の高度成長期を経験した世代ならではの価値観なのでしょうか🤔

まだ使える物は勿体無いとは思いつつも、新しい物の誘惑には勝てず物が増えていってしまったというのが実家の現状のようです。(叔母の家も)

なお、認知症が原因だと生活ゴミを定期的に処分できなくなるようなので、こういう兆候が見られるようだったら病院の受診をした方が良さそうですね。

実家の家じまいプラン

家じまいのやり方は色々あると思いますが、実家と叔母の家はこのような流れで処分する計画です。

  1. 作業は帰省したタイミングで行う
  2. 不用品の処分は自分一人で行う
  3. 庭木の伐採は太い木だけ業者に依頼する
  4. 空家になったら解体して更地化
  5. 土地を売却または譲渡

まだ人が住んでいるので当面はゴミ捨てがメイン作業です。仕事の関係で年1~2回の帰省時にしか作業出来ませんので、5年後の2027年にはゴミ処分を終わらせる目標で頑張ります。

庭木は道路からの目隠し用途もあるので、こちらは人が住んでいる間は選定程度に留めておきます。

ゴミの処分は自治体のごみ処理施設に持ち込むのが断然安い!

お金に余裕がある場合は民間の解体業者に丸投げが楽だと思います。地元の友達が解体業をやっているので事前に確認してみたのですが、家財道具が残っている状態でも家ごと解体処分してくれるそうです。

ただし、業者が出すゴミは産業廃棄物として扱われるので、家財道具が多いほど割高になってしまうんだとか…

友人のおすすめは「自分で捨てられる物は自治体のごみ処理施設に持ち込む」事だそうで、実家の自家用車に積めるだけ積んでコツコツと捨てる事にしました。

地元は燃やせるゴミも指定の袋で有料だし、粗大ゴミも収集だと何だかんだで数があるとかなりの金額になってしまいます。

しかし、自治体のごみ処理施設への持ち込むとこのようなメリットがあります。

ゴミ持ち込みのメリット

  • 処理料金はゴミの重さで決まる従量制で格安(個人利用に限る)
  • 粗大ゴミはもちろん、分別が面倒な金物類や食器類をまとめて捨てられる
  • 自治体のサービスなのでボッタクられる心配も無い

初回は230kgのゴミを捨てましたがかかった金額は何と900円です!(※料金は自治体によって変わります)

デメリットとしては車が無いと行けないとか場所が遠いとかあるかもですが、これなら一軒分でも格安でゴミの処分が出来そうです。

なお、タレントの松本明子さんは実家を処分するまでに合計1,800万円も使ったそうですが、全部がゴミ処分費じゃないにせよ自分で出来る事は自分でやらないとやっぱりお金がかかりますね…

家じまいに費やした費用の履歴

ここでは実家の片付けにかかった費用をまとめて記録していきます。目標は2027年の片付け終了ですが果たしていくらかかるのか…

使った費用はメモしておいてここに書き残していきます。

2022年9月

家じまい第一弾に費やした費用は合計38,356円でした。

交通費 ¥19,760
処分費用 ¥900
その他費用 ¥17,696
合計 ¥38,356

実家は遠いので新幹線費用が痛いです。優待クロスで取ったJRの優待券を使ってもこの値段ですので先が思いやられます。

また処分費用は大した事がありませんが実家の照明工事で13,708円、備品などの購入で3,988円使っています。家の修繕は本来は親がやるべき事ですが、ノープランで生きてきた親のツケを自分が肩代わりしないといけない状況です。

年金は平均より多い事と実家の住宅ローンは完済済みというのは唯一の救いですが、金融リテラシー自体が低いとどうにもダメなようです。

もしこれで何らかの負債が残っているようであれば相続放棄をしようと考えていますが、両親を見ていると老後は舐めてたらやばいですね…

これを反面教師として自分の老後は失敗しないように対策したいと思います。

次回は早ければ年末に帰省ですが今から気が重いです😂

つづく…

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