自分の投資活動を振り返れるように運用日記を付けていく事にしました。
先週は、衆議院解散のニュースで日本の株式市場は盛り上がりましたが、週末にかけてまた再燃し始めた北朝鮮リスク。
急に動いた後は何かしらの調整が入るかもしれないという事で、次の買い場はどの辺か?を考察したいと思います。
これまでのおさらい
9月は19,733円で日経平均が始まり、北朝鮮が行った核実験の影響で9/8(金)に19,274円まで下落しました。
8/7(月)を最後に日経平均は2万円代をずっと割り込んでいましたが、9/8(金)が一旦のピークだったようで9/11からは急反発。翌週は衆議院解散のニュースが飛び出しさらに力強く上昇。日経平均は一気に2万円台を回復しました。
9/8(金)から最高値を付けた9/21までの日数はたった9日。9月の安値と高値の価格差は最大で約1,242円でした。
9/22(金)は週末に北朝鮮が何かやるかもしれないという噂が流れ多少下げて終わりましたが、月初にあれだけ騒いでいた北朝鮮リスクが嘘のように沈静化し、一気に流れが変わったのを見ると相場が材料を織り込む速さはかなりの物があると実感させられました。
8月は『夏枯れ相場』という格言があるように下がりやすい相場と言われるそうですが、2017年は正にこの格言のような相場になっていたと思われます。
では9月は買い時かというとそうではなく、9月も下がりやすい傾向にある相場だそうです。
このまま行けば月足は陽線で確定しますが、選挙や北朝鮮リスク次第で大きく変わる可能性もありそうです。
投資内容
現在の投資状況を掲載します。各表はマネーフォワードの自動レポートの一部です。
投資は『現物を買う』という方針でやっているので、基本はポートフォリオを買い増していきます。
株式
保有中の米国株ETFはそのまま、日本株の個別銘柄は優待目的で保有していたイオン(8267)とANA(9202)を9/19(火)に売却しました。
イオン(8267)は1,000株中、900株を1,623円→1,633円で売却。ANA(9202)は410円→418円で売却する事が出来ました。
どちらも純粋な優待目的の保有だったのですが、『今後は配当狙い』で考える事にしたのでここで得た資金は現在のポートフォリオ増強へと回すつもりです。
ANA(9202)は26日が権利落ち日だったので迷いましたが利食いを優先した形となります。
[blog-card]https://ohlc.jp/44.html[/blog-card]
イオン(8267)は北朝鮮リスク以前から下落していて損切りポイントを探していたのですが、今回の上げで上手い具合に利食い出来たので良かったです。
ただ優待株も少しは残すつもりなので、ビックカメラ(3048)、ヤマダ電機(9831)と合わせ100株は保有し続けるつもりです。
投資信託
定期購入中の投資信託はこのような感じなっています。
生命保険を解約して戻ってきたお金を8月に集中的に投資していましたが、衆議院解散ニュースでその効果が早くも出てきた感じです。
ただしここは老後資金へ回す資産なのでまだまだ結果はどうなるかわかりません。
積立期間は8ヶ月で少しづつ順調に増えていますが、目先の変動に捕らわれず黙々と積立投資していくつもりです。
ただ、国債への投資ってどうなんだろうと最近考えるようになりました。
国債は株式に対するリスクヘッジみたいなものかなと思っているのですが、投資信託は全部株式に振ってその分のリスクヘッジは元本保証のある個人向け国債や、現金預金でどうかなとも考えています。
iDeCo
実は個人型確定拠出年金のiDeCo(イデコ)もやっています。
個人型確定拠出年金は最近『iDeCo(イデコ)』という名称で盛んにPR中ですが、老後資金を作りたいという方なら節税効果も高いこのiDeCoへの加入がおすすめかもしれません。
個人で蓄える年金と言えば『個人年金保険』の方が知名度が高いですが、低コストのインデックス投信を選択すればそれ以上のリターンが期待できます。
因みにこのポートフォリオについては、勉強を始める前にとりあえず加入してとりあえず見繕った物です。
そろそろ商品の見直しとスイッチングが必要だと考えていたので、シミュレーションから考察した結果このように変更してみました。
- 三菱UFJ外国株式インデックス 60%
- 三菱UFJインデックス225 40%
iDeCoは使う金融機関によって金融商品も違うので、他に移りたいなという気持ちもありますが当面はこれで行こうと考えています。
次の買い場を考察
本題です。
イオン(8267)とANA(9202)を予定通り売却し投資余剰金が出来ましたのでこれを他に回そうと思います。
株価は少し高くなってしまいましたが、このまま気にせず買うか少し待ってみるか迷います。
迷っているポイントとしては下記のイベントが関係しています。
選挙は買い
相場の格言に『選挙は買い』という言葉があるそうで、絶対では無いものの、選挙でがあるとそれへの期待感で日経平均が上がるというものらしいです。
日経平均も一気に2万円台に回復しましたし、まごまごしていたら置いていかれるからさっさと買おうかなという迷いの一つがこれ。
ミサイル発射も買い?
相場が楽観的になってくるとそれを引き締めるように急浮上するのが『北朝鮮リスク』。
狙っているのか?と言わんばかりのタイミングでこれが出て株価の上昇もピタッと止まります。現在は挑発合戦となっていて間に挟まれている日本としては、『またか。喧嘩は他所でやってくれ』という感じです。
しかし最近では、この北朝鮮リスクが格好の『押し目』になっているという事実は見逃せません。
一時的には相場も下落するものの、挑発レベルでとどまっている現段階では『ミサイル発射は買い』でいいと思います。
私が即買い増しを迷っているのがこのポイントで、もし調整も兼ねて下落するなら押し目買い出来ないかなと目論んでいる感じです。
スタンスは配当狙いの長期投資なので、目先のイベントはそこまで気にしなくて良いかなとは思いますが、9/25(月)以降の状況を見て判断していきたいと思います。
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