投信工房で投資信託を始めて8ヶ月が経過!これまでの運用結果を公開します

初めての投資信託に松井証券の投信工房を選択してみた 投資信託

松井証券の投信工房で積立投資を開始して8ヶ月が経過しましたのでその経過報告をしたいと思います。

投資信託をただ黙々と毎日積み立てるを目標に運用していますが、途中ポートフォリオの入れ替え等を行っていますのでその辺を詳しく。

なお、前回までの記事はコチラとなります。

[blog-card]https://ohlc.jp/16.html[/blog-card]

投信工房の運用実績

2017年1月より開始した投信工房の毎日積立ですが現状はこのようになっています。

基本設定は『毎日1万円』ですが、途中、他からの資金移動が発生したためスポット的に積立増額をしたりしていました。

日経平均が下がるのを追いかける形で買い増ししているのでトータルで+2.8%という結果になっています。この増額は今後期待という感じでしょうか…

運用中のイベント

次に8ヶ月の間で行ったイベントについて振り返ってみます。

ポートフォリオの変更

途中、ポートフォリオの見直しを行いました。

最初はよくわからなかったので、ロボアドバイザーが選んでくれるポートフォリオのまま運用していましたが、『リートとコモディティ(ゴールド)は要らない』と思いここをバッサリカット。

理由は何点かあって、

  • リートのシャープレシオが低い
  • 国内リートに関してはいつまでもプラテンしない
  • シンプルに株式と債権で分配しようと考え直した
  • 今なら損せずに組み換えられる

このような理由から投資割合を再分配しました。

リターン優先で『株式は67%、債権は33%』という割合で今後運用していきます。

アクティブファンド『iTrustロボ』を新しく追加

次に、松井証券で新しく取扱いをはじめた『iTrustロボ』を追加で積立る事にしました。

iTrustロボは日本を含む世界のロボティクス関連企業の株式に投資するファンドで、製造、輸送、医療分野に貢献するロボットや人工知能(AI)等のハイテク銘柄へ投資できる投資信託です。

上記はこのファンドが組み入れている上位銘柄です。名だたる企業ばかりですね。

ロボットや人工知能は、いま最も将来が有望視されているテーマだと思いますが、これらの関連銘柄は既に高騰していて個別に買おうと思ってもPERやPBRが高すぎて躊躇してしまいます。なので、注目はしているけどどうしようと思う方が少額から参戦するには良い銘柄何じゃないかと。

しかし、方針を参考にしている、ジェレミー・シーゲル著の『株式投資の未来』ではこれを成長の罠という言葉を使って表現していて、将来有望な企業の株が必ずしも投資家に優れたリターンをもたらすとは限らないとしています。

え?嘘でしょ?と普通は考えると思うのですが目からウロコな事が書かれているので気になる方は読んでみてください。

なのでこの場合はスルーが正解かもしれませんが、この本を読む前に少し買ってしまっていて折角だから毎月5,000円を積立ようと設定中です。

もしかするとこれはコンコルド効果なのかもしれませんが、iTrustロボはこのまま暫く様子見です。

生命保険を全解約し積立金を再投資

資金の融通がきかない点から長いこと加入していた生命保険を全解約する事にしました。

20代の時に大腸癌の疑いで検査した事があったのですが、それ以来すっかりビビって『何かあった時のために…』という事で生命保険に入っていたのですが、今は入院治療費を出せるだけの貯蓄は作ったし、日本の社会保障制度だけで結構カバー出来るという事なので思い切って解約しました。

そして、保険屋さんとの長い付き合いで不必要なものまで入っていて、それもこの際スッパリ止めたという感じですね。

例えば、月15,000円で入っていた個人年金保険ですがこれは60歳までに払い込めば600万円くらい返ってくるという物。

しかし、これを上記のポートフォリオで今から毎月15,000円で運用すれば1,004万円になるという試算結果に。

当然、元本割れのリスクがあるとは言え400万も違ってくるなら喜んでリスクを取りますよという選択です。

他にも、生命保険は途中解約が非常に不利な金融商品で、個人年金保険は30年契約位で入っていました。

なので今回の解約ははっきり言って損切りですが、30年先も15,000円積立が出来るとは限らないし、この先他にもっといい話しがあれば資金移動をしたいので途中解約に損がない投資信託の方がよっぽど低リスクな気がします。

時間とお金を損しましたが、何かあった時の備えのつもりが実は足を引っ張る存在だったという事に今気付けて良かったと思います。

返ってきた積立金は投資信託に再投資すれば損切り分は回収できると思いますし、この先やっぱり心配と思った時は掛け捨て保険で低コストでリスクヘッジしておこうかなという考えです。

投資信託を始めてから少しづつですがお金の事がわかってきたような気がします。

この調子で頑張って行きたいです。

コメント

  1. 投信工房を検討中のモノ より:

    退職金の運用を考えています。
    運用経験が少ないため投信工房かファンドラップか悩んでいます。
    それとももっと良い運用先があれば、ご紹介下さい。

    • よし!買うぞー 投資ログ管理人 より:

      コメントありがとうございます。運用のアドバイスは資格がないのでできませんが、自分の経験則を書きますね。

      投信工房を選んだ理由は、細かく調べなくてもロボアドバイザーが良心的な投資信託を見繕ってくれるからここを使いました。

      最初は証券会社の担当の方にしつこくファンドラップを勧められたのですが、インデックス系の投資信託と比べるとどうしても手数料が割高になるのでファンドラップはやめました。

      運用先についてですが当初は日本、先進国(アメリカ)、新興国への株式や債権へ投資していましたが、今は殆どをアメリカへシフトしました。
      結局、ダウが下落すれば他の国も連動するのでだったら株式はアメリカだけでいいんじゃないかと…という考えです。

      ただ、私の場合はあと35年以上は働かないと引退できないので、債権を外し株式中心の攻める投資方針にしています。
      この方針は運用期間とどれ位のリスクを取れるか次第だと思うので、ここを決めれば自分にあった投資商品が自然と絞り込まれると思います。
      トレードが上手ければ個別株式やFXという運用もありなんでしょうけど、私はトレードセンスが無いので投資信託、ETF、配当株の長期運用の方が向いてるみたいでした。

      ただ、運用期間が長くなればなるほどリスクもあがるので、自分のメンタル面も大事な要素だと思います。暴落時は含み損も凄いので…

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