つみたてNISAで楽天・全米株式インデックス・ファンドをおすすめする理由

つみたてNISAで楽天・全米株式インデックス・ファンドをおすすめする理由 NISA

つみたてNISA(積立NISA)でインデックスを買うなら、楽天・全米株式インデックス・ファンドが一番おすすめです。

先日、つみたてNISAでどのアクティブファンドが良いかを比較してみましたが、インデックスファンドなら何で楽天・全米株式インデックス・ファンドが良いのかを解説したいと思います。

ちなみに、アクティブファンドについて気になる方は下記記事をご覧ください。

[blog-card]https://ohlc.jp/91.html[/blog-card]

楽天・全米株式インデックス・ファンドがおすすめな理由

楽天・全米株式インデックス・ファンドがおすすめな理由は大きくわけて3点あります。

これ一本で殆どの米国株へ投資ができる

楽天・全米株式インデックス・ファンドは、人気の米国ETF『バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)へ投資する』という内容の投資信託です。

このVTIがベンチマークとしているCRSP US トータル・マーケット・インデックスは、米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーしている指標なので、これ一本を持つだけで米国全体へ投資している事となります。

つまり楽天のこの投資信託を買うだけで、もっとも成長が見込める市場(米国)へ投資する事が可能となるわけです。

これって凄くないですか?

アメリカは間違いなく経済の中心なだけに、是非とも投資しておきたい市場かと思います。

日本円(円建て)で投資できる

次に、楽天・全米株式インデックス・ファンドが良い理由が『円建てで投資できる』という事だと思います。

楽天を通すので直接ETFを買うよりは少しだけ信託報酬が高くなりますが、円建てで買えるのは初心者にとってこれだけのメリットがあります。

  • 為替を気にしなくてよい
  • 少額投資でも損をしない
  • 売却と引き出しが楽

VTIの信託報酬は0.04%、楽天・全米株式インデックス・ファンドの信託報酬は0.1696%。その差は0.13%ですが、上記の手間を考えたら全然アリじゃないかと思っています。

特に、ETFを買う時は購入手数料がかかるので少額投資は不利ですし、あとは為替手数料も発生します。

それを考えると購入手数料ゼロのノーロードで買える楽天は素晴らしいですね。

ちなみに、楽天・全米株式インデックス・ファンドは為替ヘッジ無しの商品ですが、為替変動リスクは長期投資なら気にしなくても良いと考えています。

その理由は下記で検証していますので、気になる方はご参照ください。

[blog-card]https://ohlc.jp/104.html[/blog-card]

つみたてNISAで買える

最後のポイントは何と言っても『つみたてNISAで買える』事じゃないでしょうか。

下の方にチャートも載せてますが、10年間の期間で見ると『VTIはいつ買っても儲かった』という素晴らしい価格変動をしています。

つみたてNISAは最長で20年ですのでこれと相性は抜群だと思います。

米国株価指数とVTIの比較チャート

VTI(=楽天・全米株式インデックス・ファンド)がどれ位優れているかは、米国株価指数(ダウ・S&P500)との比較チャートを見れば一目瞭然だと思います。

後述する『バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(=楽天・全世界株式インデックス・ファンド)』の比較も加えていますが、二つの代表する米国株価指数を上回るパフォーマンスというのは凄いです。

VTIの過去10年間のチャート

VTIの過去10年間のチャートはこのようになっています。

この10年の間に大きな金融危機も数度発生していますが、一時的には落ち込んでもその後、力強く上昇しているのがわかると思います。

日経平均はバブル期の高値を更新できていませんが、ダウは最高値を記録しましたね。これを見ると米国一本で投資でも良いのかという気になってきますね。

世界に投資したい人は『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』

米国だけではなく世界に投資したい人は『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』がおすすめです。

こちらは同じくバンガード社の『バンガード・トータル・ワールド・ストック(VT)へ投資する商品』となり、勿論つみたてNISAでも購入可能です。

VTは日本を含んだ先進国および、中国等の新興国等の世界中へ投資するETFです。

中国は今はまだ新興国扱いですが、近い将来は先進国と呼ばれる可能性も高いだけに注目しておきたい市場ですよね。

口座開設はどこがオススメか?

つみたてNISAで購入を検討したい2本のおすすめインデックスファンドを紹介しましたが、つみたてNISAの口座開設はどこがオススメか?について書きます。

今回の2本は楽天の名前が入っている通り、楽天証券で購入が可能です。しかし、後の情報でSBI証券でも買えるようになるそうです。

なので、ネット証券大手のこの2社のどちらかがオススメじゃないかと思うのですが、更にETFも将来的に買いたい人はSBI証券、楽天ユーザーなら楽天証券が良いでしょう。

楽天証券って楽天ポイントで投資信託が買えるので、楽天市場で貯めたポイントをコツコツ投資に回す等すれば面白いと思います。

そうすれば実質タダで投資できますからリスクはゼロに近いです。

まとめ

楽天・全米株式インデックス・ファンドの魅力を長々と語ってみましたが、この商品の登場はあまりにも良いニュースだったので、私の投資方針も少し揺らいでしまっております(笑)

元々、VTIは買い増していくと決めておりましたが、ここまで投資しやすい商品になったのであれば、積立で買っている投資信託のポートフォリオを再度見直したいなと思っています。

また、VTやVTIの目論見書、楽天とバンガードの協業プレスリリース等、参考情報を下記にまとめておきます。

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