2020年3月末時点の運用レポートです。
つみたてNISAやiDeCo、高配当株の損益と記録用に主要指数のチャートを載せています。
運用結果
2020年3月末時点の評価額はこのようになりました。
ドル建ては余剰の米ドル含む資産、円建ては株、投資信託(NISA・iDeCo含む)で日本円の待機資金は含んでいません。
資産 | 評価額 | 評価損益 | 評価損益率 | 前月比 |
---|---|---|---|---|
ドル建て | 47,962.32ドル | -15,632.95ドル | -24.58% | -18.26% |
円建て | 3,969,274円 | -510,527円 | -11.39% | -56.15% |
3月は新型コロナウイルスの世界的流行による完全なパニック相場でした。
市場の楽観と恐怖の指標になるFear & Greed Indexは3/12に何と「2」という数値を記録し、強い恐怖を示しています。(詳細はこちら)
今月はNTT、NTTドコモ、ソフトバンク、沖縄電力を売り現金化し優待クロス銘柄をがっつりと触ってました。
NTTは暴落初動で買ってしまい後悔していた所戻ってきたのでやれやれの売り。NTTドコモ、ソフトバンク、沖縄電力は配当を捨てて一旦逃げました。NTTドコモが5Gスタートを好感して上げたのでプラスで終われて良かったです。まぁこの含み損だと焼け石に水ですけど…
米国株は資金切れのため特に変化無しです。暴落前に余剰資金を投入したばっかりだったのでかなり悔やまれます。
しかし、日本株を殆ど処分した事で現金比率が大幅に上がったので、様子を見ながら投資をしていくつもりです。
また、先月の運用結果は下記にまとめています。
[blog-card]https://ohlc.jp/416.html[/blog-card]
コロナウィルスに関する情報については下記にまとめています。
[blog-card]https://ohlc.jp/398.html[/blog-card]
運用レポート
米国株
米国株のポートフォリオはこのような比率です。先月から特に変化はありません。
この後猛烈な円高になりそうだなと思ってドル買いはまだ待っているのですが、暫くは様子見展開となりそうです。
日本株
日本株のポートフォリオはこのような比率になっています。高配当株は処分したので残るは含み損たっぷりの優待株だけです。
この額ならもう永久塩漬けでいいやと思っているのですが、ビックカメラは高値を買っているので今後の戒めに永久保有しておこうかなと思っています。
今回の暴落で高配当株は泣いて馬謖を斬る思いで売りましたが、含み益が期末分の配当金を越えていたので今はキャッシュ優先としました。
持ち株は暴落で散々な目に合いましたけど、魅力的な銘柄がかなりお安くなっているのでタイミングを見てそっちへ資金を移すつもりです。
配当金
市場 | 配当合計 | 税引き後 |
---|---|---|
日本株 | 4,659円 | 3,714円 |
米国株 | 414.23ドル | 298.62ドル |
3月はJNJ、VYM、SPYDから配当金が出ています。
投資信託
楽天ポイントで毎月買っている楽天VTIおよび、つみたてNISAクレジットカード払いの余った枠で購入しはじめたeMAXIS Slimは引き続き積立中です。
こちらも含み損の状態ですが積立投資については設定を変えずにひたすら継続する予定です。
つみたてNISA
つみたてNISAも含み損の状態です。
つみたてNISAは楽天証券と楽天カード決済の組み合わせで投資額の1%がポイントバックされるので他でやるよりお得です。当然、このポイントでも投資信託を買っていきます。
[blog-card]https://ohlc.jp/228.html[/blog-card]
iDeCo
iDeCoも似たような状況です。ですが、こちらも淡々と積立していくだけです。
主要指数チャート
ダウ平均や日経平均などのチャートを日足で載せています。
表示しているインジケーターは200日移動平均線(紫)とRSI(14日)になります。
使っているTradingViewは様々な指標や米国株なども見られて便利なので、チャート分析をする人にはおすすめのツールです。
VIX恐怖指数
新型コロナウイルスが世界中に蔓延したパニックでVIXは85.47を記録しています。
リーマンショックの時は96.40だったのでそれに近いパニック相場だった事が実感できます。
ダウ平均株価
リセッション入りはほぼ確実で、新型コロナウィルスは実経済に大打撃を与えています。
日本は緊急事態宣言を出すか否か、東京も封鎖するかもと騒いでいますが客観的に見ても日本はかなり持ちこたえている状態だと思います。
2月に対岸の火事と思っていたアメリカや欧州の方が先に飛び火しちゃって逆に大パニックに。経済的にもアメリカには感染って欲しくなかったですがダメでしたね。
S&P500
日経平均225
TOPIX
ドル円
円高が来そうで来ないですが暫くは様子見ですね。
米国債10年利回り
オイル
この混乱時に中東とロシアがプロレスを始めてしまい、アメリカのシェールオイルがピンチです。
コロナもありますが、この原油暴落が株価に与えた影響は大きいです。
金スポット
金も粗い動きとなっています。
債権ETF:BND
リスクヘッジ目的で買われる債権ETFのBNDですが、今回のパニック相場では流石に無傷では無かったようです。
一時期上がりましたが、株の追証を支払うために国債や金が投げ売られそれで下げたとか何とか。
パニック時は債権も金も役に立たなくて現金が最強という事でしょうか(教訓)
まとめ
3月の振り返りは以上です!
ダウや日経のボラが毎日凄くて逆に慣れてきた感覚がありますが、トレードが苦手な自分は混乱が収まるまでは静観予定です。
この間に減らした資産をどう挽回させるか戦略を練りたいと思います。
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